教えて林先生!肌について知ることが美肌への近道!角層

アルビオンは、
“美しい肌=透明感のあるしなやかな肌”
という考えから角層の機能を追求。

そもそも「角層」って?
「角層」は見た目の美しさにどう影響するの?
知っているようで知らない、
「角層」ケアの重要性を
肌のスペシャリスト林先生がお答えします!

林 昭伸はやし あきのぶ

株式会社アルビオン
開発統括部部長

長年、研究職として有効成分開発を
メインに、
効能研究や品質保証、
皮膚科学などに携わった経歴をもつ、
肌と化粧品のエキスパート。
趣味はバードウォッチング。

気になる肌悩みやスキンケアに求めるもの・・

リアルな実態を400名に聞きました!

Q1. あなたが一番気になる
肌悩みは何ですか?

年代によっても差があったが、肌悩みの
トップは「シワ、たるみ」、次いで「シミ、
ソバカス」。マスク生活が長引いたことで、
より気になるようになった・・
という人も多数。

Q2. スキンケアの効果で
一番に求めることは何ですか?

求める効果のトップは「保湿」で、
エイジングケアも上位に。しかし、
20~30代だけで拾うと、毛穴への効果を
求める人がエイジングケアを上回る・・
という結果に。

※年齢に応じた肌のお手入れのこと

Q3. 理想の肌はどんな肌?

調査方法:インターネット上での独自アンケート / 調査地区:全国 / 対象:20代~60代 / 実施期間:2023年9月

調査方法:インターネット上での独自アンケート
調査地区:全国 対象:20代~60代
実施期間:2023年9月

皆さまの感じている気がかりやスキンケアに
求めていることがよくわかりました!
「透明感」も「キメの細かさ」も、
美肌を連想するキーワードはすべて「角層」が
鍵を握っているからこそ、
まずはその「角層」に
ついて知ることから
始めましょう!

美肌の鍵!「角層」

皮膚は上から「表皮」「真皮」「皮下組織」の
3つの層で構成されています。
表皮は皮膚を守る働きがあり、
外部からの異物の侵入や水分の蒸散を防ぎ
内部を保護しています。

角層の基本情報

角層の基本情報

角層は肌の最表層にある厚さ
わずか0.02mmの細胞の重なり。
水分を保持してうるおいを保ち、
乾燥・紫外線・刺激物質の侵入など
から
皮膚内部を守る
バリアの役目を
果たす美肌最重要エリアです。

これであなたも角層マスター!

角層が肌に及ぼす
影響やトラブルとは?

表皮は28日前後のサイクルでターンオーバーが行われ、ある程度の厚さで角層が維持されていますが、さまざまな原因でターンオーバーが遅れることで古い角層がとどまると、肌の透明感も失われます。また逆に刺激などで代謝が早まることで角層が薄い状態になり、敏感に感じてしまう場合も。古い角層が引き起こすトラブルとしては、肌のごわつき、ざらつき、くすみなど。また、角層が厚くなると毛穴の出口も塞がれがちです。

毛穴の開き、角層ケアで
何とかなるもの?

気になる毛穴トラブルも、肌がうるおうことで目立たなくなります。皮脂が原因の場合は皮脂の出口となる毛穴に汚れが溜まらないように。また、加齢により肌の弾力や柔軟性が失われることでも毛穴が目立ちやすくなるので、角層をしなやかな状態に保つことが大切です。

角層は化粧品が最も
得意とするエリアです

肌にうるおいがある、すべすべしている、ツヤがあるなど、いわゆる美しい肌を象徴する質感は、この角層の働きが正常であるときに成り立ちます。しかもこの角層は、化粧品が最も得意とするエリアであり、お手入れの成果を実感しやすいのもポイントです。

角層へのダメージは、
紫外線と乾燥!

角層のみならず、肌トラブルのきっかけとなるのが、紫外線と乾燥。紫外線はたとえ微量であっても、繰り返し浴びていると、紫外線によるダメージから肌を守ろうとするため、角層肥厚状態に。一方、バリア機能も低下して水分が蒸散しやすくなるため、より乾燥が進行。加齢トラブルであるシワ・たるみにも、紫外線と
乾燥は深く関与しています。

よい角層の条件とは?

水分、油分、天然保湿因子(NMF)は、うるおいのある肌を維持する3大要素であり、ひとつでも過不足があると、うるおいバランスは崩れ、角層をすこやかに保つことはできません。つまり重要なのは、そのバランス。角層が正常だとターンオーバーも正常に働き、古い角層が自然に剥がれ落ちるため、肌を良い循環に導いてくれます。

角層の進化

角層はもともと水中に生きていた私たち人類の先祖が、進化の過程で陸上に上がっていきながら獲得した器官。陸上生物に特有のもので、乾燥などから体を保護する大切な働きをしています。人間の角層(生体の最外膜)は生物の中で最も進化した角層といえます。

“先行乳液”による
角層ケアのススメ

アルビオンの乳液は、
膜をつくるのが目的ではなく、
角層のうるおいバランス」を
整えるのが目的。
そのためにアルビオンの乳液は、
角層のうるおいに近い
理想のバランスでつくられています。

肌が求めるものをベストなタイミングで。
角層は乾燥や刺激から守る
バリアの役割を果たすうえ、
見た目の美しさにも影響するからこそ、
先行乳液によるお手入れを!

乳液にまつわる
素朴な疑問にお答えします!

理想の肌を目指して毎日行うスキンケア。
乳液先行がしなやかな肌に導いてくれると
説明しましたが、必要な理由や代用OK?
など素朴な疑問もちらほら耳にします。
そんな乳液にまつわる疑問に真正面から回答。
正しく知って賢く使えば美肌への道が開かれます!

脂性肌でテカリが
気になるのですが、
乳液はつけたほうが
いいですか?

はい、脂性肌であっても乳液は使用すべきです!乳液には油分を肌に与えるだけでなく、必要な水分の蒸散を防ぐ目的があります。さらっとしたテクスチャーの乳液を使うなど肌質に合った乳液を選びましょう。

先行乳液のスキンケアは、
先行乳液用のものでないとダメですか?

一般的に先行型乳液というのは、スキンケアの最初に使うことを目的につくられ、肌の柔軟性を高めてスキンケアアイテムがなじみやすい肌をつくります。化粧品はアイテムによって目的がそれぞれ異なり、順番や量などもそれらに基づき考えられているため、メーカー推奨に従うのが基本です。

手とコットン、
それぞれのメリットは
何ですか?

手の場合は肌の温かさを感じることでしっとり感が得やすくなります。一方でコットンを使うと、肌にムラなく均一に塗布できるのがメリット。ただし、量が少ないと毛羽たちが起こり、摩擦にもつながるため気をつけてください。量はケチらず!が鉄則で、コットンに染み込んだ分のうるおいは、“天使の分け前”と思いましょう。

「先行乳液」の誕生秘話

遡ることおよそ半世紀前。“洗顔後、まず乳液”のシステム誕生には「どうしたらどんな肌もキレイにできるのか」を試行錯誤するなか生まれました。洗顔後の肌には、油分を含む乳液が心地よく、そんな肌はふっくらと柔らかく、しなやかなハリも実感・・・「乳液先行」は、理屈でつくられたのではなく、肌実感から導き出された美容法だったのです。のちに確かな美容理論にも裏付けされ、そしていつしか、“乳液のアルビオン”と評されるまでになりました。

自分の肌を知ることが
「美肌」への近道!

ヒトの身体の水分を保持し、有害事象から身体を守ってくれる私たちの皮膚。
その機能を一手に担っているのが
「角層」です。その厚さ僅か
0.02mm、
その水分含有量は、
皮膚全体の僅か0.7%に
過ぎません。
日々のスキン
ケアで角層機能を維持し、
最高の美肌を
目指しましょう!

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