アルビオンの安心・安全へのこだわりが詰まった化粧品づくりの現場
アルビオンの製品は、埼玉県にある熊谷工場でつくられています。お客様が安心してお使いいただける化粧品を生み出すため、最新設備と万全の試験検査体制を整え、400名に及ぶスタッフが一人ひとり責任と誇りを持って働いています。アルビオンの“高品質”へのこだわりが詰まった化粧品づくりの現場を、スキンケア製品ができるまでの流れにそってご紹介します。
世界各国から厳選した原料が毎日続々と運ばれてくる熊谷工場。外部からの虫や塵埃の侵入を防ぐ徹底した衛生環境のなかで納入・管理を行っています。
二重ドアとエアーカーテンで
汚染物質の侵入を徹底ガード!
資材倉庫の外に通じるドアは「インターロック」という構造になっています。中と外を行き来するには二つのドアを通らなければならず、1つ目のドアが閉まるまで2つ目のドアは開きません。ドアのまわりには「エアーカーテン」と呼ばれるジェット風が外に向かって吹いており、外部からの汚染物質の侵入を徹底して防いでいます。
原料を秤量・混合し、バルクと呼ばれる化粧品の中身をつくります。出来上がったバルクは容器に詰める前に厳しく品質チェックされます。
微生物汚染を防ぐ
「ドライフロア」
バルク製造室や作業ステージには総ステンレスの床を採用。製造機器を洗浄した水を床下の配水管に直接流すため、床面は常に乾燥した状態を保つことができます。製造過程での微生物汚染を防止し、高い衛生環境を確保しています。
「精製水製造システム」で
医薬品レベルの水質を確保
熊谷工場では使用する水にもこだわりを持っています。すべての製品に使用される水は、工場内の「精製水製造システム」によって殺菌・ろ過・熱交換され、80度以上に温められて24時間工場内を循環。この“温度”と“循環”によって菌の繁殖を徹底的に防ぎ、医薬品でも使用可能な水質を確保しています。
品質チェックを受けたバルクを容器に充填、包装して仕上げます。完成品検査、微生物検査の最終チェックに合格した製品のみが出荷となります。
衛生ランクの高い充填室で
バルクを容器に詰める
工場内は作業エリアごとに衛生ランクが定められ、それぞれ作業着が異なります。バルク製造室や充填作業室など化粧品の中身が露出するエリアは衛生ランクが極めて高く、作業着や入室条件に厳しい規定があります。
経時試験
熊谷工場では、生産した全製品のサンプルを一定期間保管し、出荷後も中身および容器に異常や変化がないかを定期的に確認しています。製品の安定性を保証するとともに、品質保証部門より報告されるお客様の声に対し、研究部門と連携をとり、すぐに解析、対応する体制を整えています。
熊谷工場では、工場を丸ごとチェックする化粧品GMP(Good Manufacturing Practices:化粧品の製造管理及び品質管理に関する技術指針)を導入し、品質保証水準をレベルアップするために品質マネジメントシステムを構築しました。お客様一人ひとりに「安心」「安全」「信頼」を感じていただくのはもちろんのこと、商品をお使いいただいた時の感動、そして美しくなることへの夢や憧れをいだき続けていただくために、アルビオンならではの「こだわり」を工場にも注ぎ込みました。